稲穂が大きくなってきました
8月初旬に出穂(しゅっすい)し
いよいよ越又の田んぼも色づいてきました
ここまでの稲穂の変化をお伝えしましょう
8月初旬
毎日田んぼに通っていると
穂が出ているのを確認できます
この穂が田んぼ全体の6割くらいになると
出穂した
ということになるようです
私の田んぼは他と比べると
穂が出そろうのが遅かったように思いまして
少し心配していたのですが
ちゃんと元気な穂が出てきました
稲穂についている白いものは
稲の花です
花言葉は「神聖」です
日本人にとって米は主食というだけでなく
神聖な存在であったのでしょう
ちなみにこの時期には
なんとも言えないいい香りが田んぼに漂っています
稲の花もいい香りがするんですよ♪
私はイネ科のアレルギーがあるので
この時期は花粉症に悩まされていますが(笑)
8月中旬
遠目にも穂が出ていることがわかるようになってきました
花がなくって籾(もみ)が膨らんできます
この頃まで水をしっかりと吸わせる必要があるので
田んぼには水を張っておきます
今年は出穂してから雨の日が続いているので
水を溜めてなくてもしっかり吸ってくれそうなのですが
農協の推奨では出穂から25日は水を溜めておきましょう
ということなのですが
田面が乾かないとコンバインが沈んでしまって
刈り取りが大変だったり
稲が倒れてしまったり
イノシシが侵入してきたり
様々なリスクがあるので適当なところで水を払います
その前にカメムシ対策の薬も散布しました
8月下旬
最初の写真のように稲穂が頭を垂れてきました
まだまだ実が小さいし色も青々としていますね
越又の田んぼの刈り取り時期は9月20日過ぎですので
ここから1か月ほどかけて実っていきます
その間に台風や熱風が吹いて
米がやられてしまわないことを祈ります
ちなみに今年はトンボが多かったように思います
おかげで蚊に刺されることも少なくありがたかったです
(トンボは蚊などを捕食する益虫です)
おわりに
まだまだ気を抜けないですが
ようやく穂が実ってきて新米の楽しみが増してきました
皆さんに美味しいお米を届けられるよう
最後までしっかりと作っていきたいと思います!
奥に見えるのは日本酒で有名な八海山です