台湾事業のための視察
12月3日
昨日はいよいよ魚沼市にも初雪が降りました
例年よりも少し遅めの初雪でしたが
夜中から昼過ぎまで降り続いた雪は
いきなり積雪10㎝以上!
本日は良い天気なので道路の雪は溶けましたが
年末に向けて本格的な雪のシーズン到来ですね
台湾へ
11月の半ばに台湾に行ってきました
実は私たちの今年の目標に
米を輸出する
というものがありまして
まずは台湾に向けた米の輸出に取り組んでおります
1年かけてその下準備を進め
ようやく輸出の目途が立ち、台湾の入国制限も緩和されましたので
視察と現地企業との商談のために台湾を訪れました
なぜ台湾か
よくご質問を受けることが
なぜ輸出先を台湾にしたの?
ということ
台湾は距離的に日本から最も近い国の一つであり
かなりの親日国でもあります
そんな台湾の人々の多くは日本に旅行した経験があり
また、台湾でも多くの日本商品が売られていることからも
日本が好きな方が多いことがわかります
日本のお米も数多く売られており
新潟のお米も高級食材として扱われているようです
しかし新潟には台湾人旅行者は多いでしょうか?
コロナ以前
新潟県に訪れた外国人の割合でいうと台湾人が第一位のようですが
そもそも新潟県の訪日外国人観光客訪問率は34位(2019年)と
外国人観光客の数が少ない現実があります
その理由を考えた時に
新潟=お米
という印象があっても
新潟に何があるのか
ということまではよく知られていないのではないか
新潟を活性化させるためには
新潟の魅力と情報を発信する拠点が必要ではないか
という発想にたどり着き
その情報発信拠点を越里が作ろう!
それを進めるために越里が持っているものは
魚沼産コシヒカリというブランド米
この米をきっかけに新潟をPRして
台湾人に新潟に来てもらおう!
ということで
日本に多く訪れている台湾人をターゲットにして
新潟に訪れてもらうため
というのが台湾を選択した理由です
他にも米を主食にしていること
寒い地域の文化ではない地域であることなどもあげられます
台湾での市場調査
まずは台湾第一の都市である台北(タイペイ)にやってきました
越里のメンバーはそれぞれ台湾に観光で訪れたことがありますが
ビジネス目線で街中を見ていたわけでありません
どんなものが流行っているのか
何がいくらで売られているのか
どこに人が集まるのか
そんなことを意識しながら市場調査をしてきました
それでわかったことは
過去に訪れた時以上に日本製品があふれていること
感覚として物価もかなり上がっている
まだ外国人観光客は少ないが街中は台湾人で活気がある
台北の他、台中、台南、高雄など
これまで訪れたことのない地方にも行ってきました
こちらは高雄の六合夜市
台北とはまた違った料理が多く
味付けもより甘めのようでした
街中を見てまわりながら現地の方の意見を聞きましたが
市場規模としては台北がダントツであり
地方では消費が落ち込んでいるようです
東京一極集中と同じような状況なのかもしれませんね
ただし
どこにいっても台湾グルメはおいしいです!
観光として行くならば私はこれらの地方都市が好きですよ
商談
街中を見て回るだけでなく
この度の輸出にご協力くださっている企業や
今後の台湾ビジネスを展開する上でのパートナー企業
日本台湾交流協会(大使館のような役割の組織)などと
事前にアポイントを取得して面談をしてきました
詳細はまた事業が進みましたら公開してまいります
各所では台湾における次なる活動につながる話をすることができました
まだまだこれからの事業ではありますが
少しずつ前進しております
帰国後
約10日間の台湾出張を無事に終えて帰国してきました
帰国してからは日本における協力企業との商談や
冬の台湾での活動に向けた準備に取り掛かっています
来年の目標である
台湾の新潟PR拠点の開設をするため
この年末も積み上げていきます
ここまで弊社WEBページ記事をご覧いただきありがとうございます。
もし、この取り組みにご興味があり
一緒に活動したい!
すこしだけでよければ手伝いたい!
という方がいらっしゃいましたら
まずはお気軽に
下記お問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです
ご連絡お待ちしております
代表取締役 阿部薫